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私ってつまりなんにもない人間なんだけれど、実はその「なんにもない」っていうことが生きる力になっていることが無きにしも非ずなのかもしれない。
10代の終わりから今に至るまでひきこもり、青春を棒に振り彼氏も友達もなく、ろくな思い出も成し遂げたものもなく、人生経験と呼べるものなど殆んどない。
私はまだなんにも経験していない。
絶望的なまでになんにもない人生、なんにもない人間。
でも、だからこそ、
「このままで終わるのは絶対嫌だ!」
みたいな怨念のような人生への執着があったりして、実はそれに今までけっこう支えられてきた部分があったような気も確かにするのだ。
悲観的だし、ときには、というか、暇さえあれば弱気になる。
生きるのがどうしようもなく面倒に思える。死んだ方が楽にきまってるよなと思う。
だけどそんなときに、
「なんにもなーい」
と頭の中の誰かがつぶやくのだ。
「彼氏できぬまま恋もセックスもできぬまま笑いあい傷つけあう友達もできぬまま何も成し遂げられず何も経験できぬまま成功も失敗もなく喜びも悲しみもなく何も感じぬまま、なんにもないままで終わるんだね、けっきょく君は。」
そう嘲笑う声がする。
その憎々しい声に私はつい、
「うるさいな。だれが終わりにすると言ったよ、冗談だよ。騙されたな馬鹿め!ばーかばーか!」
とムキになる。
そして同時に、腹の底からむくむくと、なにかが湧いてくるのを感じる。
怒りのような、怨念のような、やけっぱちのような、だけど確かな生への執着を感じる。
10代の終わりから今に至るまでひきこもり、青春を棒に振り彼氏も友達もなく、ろくな思い出も成し遂げたものもなく、人生経験と呼べるものなど殆んどない。
私はまだなんにも経験していない。
絶望的なまでになんにもない人生、なんにもない人間。
でも、だからこそ、
「このままで終わるのは絶対嫌だ!」
みたいな怨念のような人生への執着があったりして、実はそれに今までけっこう支えられてきた部分があったような気も確かにするのだ。
悲観的だし、ときには、というか、暇さえあれば弱気になる。
生きるのがどうしようもなく面倒に思える。死んだ方が楽にきまってるよなと思う。
だけどそんなときに、
「なんにもなーい」
と頭の中の誰かがつぶやくのだ。
「彼氏できぬまま恋もセックスもできぬまま笑いあい傷つけあう友達もできぬまま何も成し遂げられず何も経験できぬまま成功も失敗もなく喜びも悲しみもなく何も感じぬまま、なんにもないままで終わるんだね、けっきょく君は。」
そう嘲笑う声がする。
その憎々しい声に私はつい、
「うるさいな。だれが終わりにすると言ったよ、冗談だよ。騙されたな馬鹿め!ばーかばーか!」
とムキになる。
そして同時に、腹の底からむくむくと、なにかが湧いてくるのを感じる。
怒りのような、怨念のような、やけっぱちのような、だけど確かな生への執着を感じる。
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