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ひきこもりニートが創作活動・外出活動などをがんばって、現状脱却を目指します。
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私ってつまりなんにもない人間なんだけれど、実はその「なんにもない」っていうことが生きる力になっていることが無きにしも非ずなのかもしれない。

10代の終わりから今に至るまでひきこもり、青春を棒に振り彼氏も友達もなく、ろくな思い出も成し遂げたものもなく、人生経験と呼べるものなど殆んどない。
私はまだなんにも経験していない。
絶望的なまでになんにもない人生、なんにもない人間。

でも、だからこそ、
「このままで終わるのは絶対嫌だ!」
みたいな怨念のような人生への執着があったりして、実はそれに今までけっこう支えられてきた部分があったような気も確かにするのだ。

悲観的だし、ときには、というか、暇さえあれば弱気になる。
生きるのがどうしようもなく面倒に思える。死んだ方が楽にきまってるよなと思う。
だけどそんなときに、

「なんにもなーい」

と頭の中の誰かがつぶやくのだ。

「彼氏できぬまま恋もセックスもできぬまま笑いあい傷つけあう友達もできぬまま何も成し遂げられず何も経験できぬまま成功も失敗もなく喜びも悲しみもなく何も感じぬまま、なんにもないままで終わるんだね、けっきょく君は。」

そう嘲笑う声がする。
その憎々しい声に私はつい、

「うるさいな。だれが終わりにすると言ったよ、冗談だよ。騙されたな馬鹿め!ばーかばーか!」

とムキになる。
そして同時に、腹の底からむくむくと、なにかが湧いてくるのを感じる。
怒りのような、怨念のような、やけっぱちのような、だけど確かな生への執着を感じる。
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日がな一日、飼い犬を洗って過ごしていた。
実際は1~2時間くらいだったんだろうけど・・・
そのくらいやってた気分。
このところ牛のような生活をしている。

ひたすら食って寝てに邁進。
おかげで常に胃がもたれている。気持ち悪い。
体の線も、生活をみごとに映し出し弛みきっている。
牛だったら食べごろだ。

そういえば最近、空腹というのをほとんど感じていない気がする。
手を伸ばせば食べ物がある環境で、つい空腹を感じる前に食べてしまうから、常に腹が満たされている状態なのだ。

以前、気まぐれで、3日ほど断食をしたことがある。
3日目の夕方あたりで挫折したから、実際2日半かな。
本当は5日以上やって自分の限界に挑戦したかったのだけど、無理だった。
2日目から食べ物のことしか考えられなくなって、3日目に無気力・抑うつ状態に陥ってしまった。
「美味しいごはんが食べられないなら、生きている意味はない」
とさえ思えてきて、やっている意味が分からなくなって、やめた。

でもその後食べたご飯の美味しさには、とても感動したのを覚えている。
なんでも美味しくて、全身悶えるくらい美味しくて、ありがたくて、
「私はなんて幸せ者なんだ!生きててよかった!」とさえ思えた。

欲求を我慢して堪えて耐えたぶんだけ、その後に訪れる快感はより強烈なものとなる。
より強い快感を得たければ、ひたすら我慢するしかない。
我慢の苦しみと快感はセットなのだ。

ごはんは毎日美味しいけれど、あの悶えるような感動的な食事はここ数年してない気がする。
こんど一日だけでもいいからプチ断食してみようかな。
いや、一日ってけっこうキツイよな。
まずは一食からかな。

と、牛さんはぼんやり思いましたとさ。



2、3日前の夜のことだ。私は自分がいつにも増しておかしいことを自覚していた。

無性にイライラして、普段ならあまり気にならないような家族の言動のいちいちが気に障るし、被害妄想的で、とにかく憂鬱だった。
あらゆる負の感情が膨れ上がり体中を駆け巡っていて、それに支配されているような感じだった。

食器を洗っているとき、 ふいにそれが爆発した。
私は突然、包丁を取り出し、まな板を何度も突き刺し始めた。
別に勢いよくキャベツを切っていたとかではなく。
そんな日常的な光景ではない。
目の据わった女が、髪を振り乱し、何ものっていないまな板をめった刺しにしているのだ。

ただ、完全に理性を失っているわけでもなく、自分がハタから見たらどんな奇行をしているかも分かっていたので、理性を取り戻すことに努め、いったん包丁を流しに置いた。
が、やっぱりまだ気が済まず、今度は調理バサミでまな板を数回突き刺した。
それから、手元にあった調理器具やらを流しに激しく投げつけたら、ようやく少し気がおさまった。

気の毒なまな板。何の罪もないのに、サイコ女にめった刺しの刑だ。


でもそれは、私自身にとってもショックな出来事だった。
いったい私、どうしちゃったんだろう?
長年にわたるひきこもり生活のせいで、とうとう頭がおかしくなった??
自分の突然の暴力的衝動に、困惑した。

確かに私は、もともと情緒不安定気味のところがあるけど、ここまでになることは、そうはない。
感情を爆発させるようなことは今まで普通に何度かあったけど、そこに至るまでには大抵なにか決定的な理由やキッカケがあった。
問題は、今回はそれらが見当たらないということだ。

ちなみに、薬などは一切服用していない。
ので、副作用の線はない。

ここ最近のぐずついた天候や、家の工事で人が来ていることなどによる複合的なストレスも、いくらか要因になっているのかもしれないが、それだけでは弱い。

で、原因をずっと探してたら、ふと思い当たることがあった。

そういえば自分は、生理前なのだった。

そんなこと?な感じだけど、これがいちばんしっくりくる。
私は生理前になると、毎回というほどではないけど、たまに、ひどい情緒不安定になるのだ。
それが、今回は特に酷く出てしまったのかもしれない。

それで思い立ち、「生理前 情緒不安定」などのキーワードで調べてみたところ、自分はこれではないかと思った。

<月経前症候群(PMS)>
月経前の1~2週間の期間に、腰痛、腹痛、頭痛などの症状や、精神的に不安定になったりする症状。
pms-navi.com/

色々サイトを見て回ると、精神的症状の大部分が当てはまる。
だけど症状が酷い人だと、一時的な鬱状態のようになったりして、自殺をしてしまう人もいるんだとか。
PMS、侮れん。
生活習慣の乱れもけっこう症状に影響するらしい。

ただ釈然としないのが、情報によると、症状は生理が始まるまで続くみたいな感じだけど、自分の場合、まだ生理が来てないにもかかわらず症状が治まってきているように感じることだ。
多少、無気力・憂鬱感はあるけど。あのどうしようもないイライラ感がかなり消えたような・・・

まだ断定はできないけど、たぶんこれだと思う。
そうであってほしい。
衣替えをしたことで、気力体力を使い果たしてしまった。
疲れやすい。

衣替えでひと通り自分の服を眺めてみると、本当にうんこみたいな服しかないことが改めてよく分かる。
最近よく着ている服が2割、ここ数年来てない服が8割、という構成だ。
つまり毎年、ほとんど無駄な服を出したりしまったりに膨大なエネルギーを費やしているわけだ。
なんという無駄。

だけど無駄な服を捨てるとなると、ほとんどの服を捨てなきゃならないことになる。
そんなこととてもできない。
ただでさえ私はモノをなかなか捨てられない性分なのだ。
だから服の中には、小学生時代のものまであるくらいだ(実はそれは最近まで着てた)。
さすがにそれは捨てたけど。

私って、けっこうなエコ人間だよな。
再び膨大なエネルギーを費やして無駄な服でいっぱいにしたクローゼットを眺めて、しみじみそう感じた。


200905270209000.jpg







本当はもっと早い時間帯に書こうと思ってたけど、実はついさっきまでヤツとの死闘を繰り広げていて、遅くなってしまった。

新たな3匹目が出た、というわけではたぶんないと思う。今日戦ったのは、おそらく昨日発見したヤツだ。
結果は、ずいぶん手こずったけど、無事仕留めることができた。

経緯を簡単に説明すると、昨日のヤツはあれから、取り逃がしてしまっていたのだ。
懸念していた通り、食器の山という障害のせいで洗剤の包囲網がうまく作れず、ヤツにすり抜けられ、その上姿を見失ってしまっていた。
それはそれは悔しく、気分が悪かった。たくさん洗剤を無駄にしてしまったことも癪だった。


そんなやるせない気持ちを今日、腹いせに書きなぐってやろうと思い、パソコンの電源を入れ、台所に水を飲みに行ったことろ、ヤツと遭遇したのだ。

それにしても今日の戦いは本当に、消耗した。洗剤だけじゃなく精神的にも。

何が大変って、ヤツがタイルの壁面にはりついていたことだ。これでは洗剤戦法は使えない。
液体の洗剤は壁面では下に流れていくだけで、包囲網を作ることができない。しかもヤツのいた部分は凹凸があり、それがヤツを洗剤から守るかたちになっていた。
かといって、戦場は台所、殺虫スプレーを使うのには抵抗があった。けれどスプレー式であまり毒性の無いものとなると、なかなか見つからない。

ストレートに叩き潰せばいいじゃないか、とふつうは思うのだろうが、私はそれがどうしても嫌だった。潰れたゴキほどおぞましいものはない。その後始末はどうするんだ。その映像を見てしまった私の、心のケアはどうするんだ。
無理だ。私にはその選択肢だけはありえなかった。

それで仕方なく、効果は分からないけど、そこらにあったファブリーズを手に取り、ビクつきながら、ヤツに吹きかけてみた。予想通りあまり効果はないようで、ピンピンしていた。でも、霧吹きの勢いでいい具合の場所に追い詰めることができ、ここぞと洗剤をぶっかけてやった。
さすがの生命力、それでもしばらく生きていたが、やがて動かなくなった。

発見から仕留めるまで、10分くらいはかかったんじゃないだろうか。(実際もっと短かったのかもだけど)
それから、亡骸の後始末や、ファブリーズや洗剤でべとべとになった壁やシンクを拭く作業もあったので、かなり疲弊した。



これで2体。
しかしヤツらの家宅侵入は、これからが本格的になるだろう。
今年の夏はいったい、どれだけのヤツらと戦わねばならないのだろう。

ヤツらの数は無限だ。そして強い。
人類がどんなに頑張っても、ヤツらを全滅させることは不可能だろう。
ヤツらとの戦いはきっと、人類の宿命なのだ。
昨日今日と2日続けて、ゴキブリが出た。
2匹とも台所の流しに。

奴らは洗剤に弱いので、私はそれを武器に奮闘し、昨日の小さいのは割と簡単に仕留められた。昨日の経験から、ヤツを効率よく仕留めるには、洗剤の液体性をうまく利用することが重要だと感じていた。

まずヤツを発見したら、できるだけ刺激せず、じっとしていてもらう。次にヤツの逃走ルートを予想して、先回りしてヤツを囲むようにサッと洗剤をたらす。洗剤の包囲網だ。
逃げ道を失ったヤツが右往左往している隙に、どんどん洗剤をたらしていき、包囲網の範囲を狭めていく。とうとう身動きがとれなくなったところを、とどめの洗剤ジェット噴射。もうこれで完璧だ。

今日出たヤツは昨日のより一回り大きくて、ちょっとビビったけど、この作戦でいけば大丈夫。
とか自分を励ましつつも、しかし私は、今日は昨日とは少し状況が違うことに薄々気付いていた。

実は今日ヤツがいた流しには、昨日とは違い、夕飯後の食器が山積みになっていたのだ。
その状況は、私にとっては包囲網が作りづらく、奴にとっては逃げ場が多い、ということを意味していた。
私は、この戦いが長期戦になるであろうことを予感し、右手の洗剤を握り直した・・・・・


(次回「ヤツとの戦い2」に続く)
プロフィール
HN:
ツノモ
性別:
女性
職業:
無職(長い)
趣味:
絵を描くこと
自己紹介:
20代半ばのひきこもりニート。飼い犬が唯一の友達。
◎リンクフリーです。
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