こけしぶりっ子、タイムリミット

言い訳すると、絵日記ツールの小さい画面にマウスでは、やっぱり描きづらすぎるのだ。
夜中は親のパソコンが使えず、ペンタブも用いることができない。
だから仕方ないのだ。
いちおう「こけし」のつもり。

けっきょくこんな感じの髪型になったというのをあらわすつもりだった。
美容師さんには大人っぽいイメージでお願いしたはずなのに、意思疎通が十分でなかったのか、なぜかこのような頭にされてしまった。
ただ自分にも原因はあって、近ごろ親に「顔が丸々としてきたね」と言われるくらい太ってきていて、確かにはちきれんばかりで、そんな容姿で大人なクールビューティーを目指すことにそもそも無理があったのかもしれない。

でもよく見るとこけしって、けっこう可愛いよな。
・・・なんだ、もしかして、無意識に可愛く見られようとしていたとか・・？
なんてことだ。
ごめんなさい。こけしぶりっ子してました、ごめんなさい。
潰れたおにぎりの絵でも描くべきでした。


髪切ったら行動するぞと意気込んでたはずが、今になってしぼんでしまった。
潰れたおにぎり頭のせいではない。やっぱり時間を置きすぎたのがよくなかった。
間があると、あれこれ考えてしまう。
少ない情報からいろいろ想像して、あーでもないこーでもないとあらゆる可能性を考えこねくり回しているうちに、気付くとやる気がしぼんでいる。
いつもの悪い癖だ。

昨夜は夢に姉が出てきて、
「いつまでこうしている気なの？どういうつもりなの？早く何でもいいから行動しなよ！」
と詰め寄ってきた。
私は夢の中で半泣きで、何も反論できないでいた。
「うるさい！」とか喚いたりはしてたかもしれない。
年末に姉が実家に帰って来そうなので、その不安が反映されたのだろう。
実際、似たようなシチュエーションも過去にあった。
だけどやっぱりあの姉の言葉は、何よりも自分自身の焦りや葛藤であるのだと思う。

もう３週間もないけど、今年中に何かひとつでも、電話一本でもいいから行動を起こしたい。
起こしたいというか、「今年中に」というタイムリミットの設定をしたりでもしなきゃ、私という人間はとても行動を起こせそうにない。