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昨夜、とつぜん父親が、「ちょっと話をしよう」と言ってきた。
いぶかしく思いながら席に着くと、妙に深刻な顔をして、なかなか話を始めようとしないので、嫌な予感がした。
父は、とても遠まわしでまわりくどい言い方で、
「ツノモももう25で節目だし、今後についてきちんと話し合おう」
と切り出した。予感的中。
その後の父の話を覚えている限りで挙げると、
「ツノモはこの先のことを何か考えているのか」
「ツノモにはこうこうこういう職業が向いているんじゃないか」
「病院に行って、脳の血液量を測ってみないか」
「お父さんにもしんどい時期があった」
などといった内容。
とても慎重に言葉を選んでいるような話し方だった。腫れものに触るような、何かを恐れているような。
けれど、途中から話題がずれて、後半から父はそっちの話題に熱中していった。父の話ではよくあることだ。
途中から母も話に加わった。母はときどき口をはさむだけだったが、どれも的を得ておらずただ母が加わったことによる威圧感があるだけで、嫌だった。
私はその話を、体を横に向け新聞を読みながら、というより新聞を読むフリをしながら、無関心を装いつつ聞いていた。
緊張や不安や困惑、警戒心から、とても向き合って話をする気になどなれなかったのだ。
こちらの表情もできるだけ見られたくなかった。
新聞の同じ記事を何度も目で追いながら、半分真っ白な混乱した頭で聞いていた。
(数年間なにも言ってこなかったくせに、なんで今さらそんな話を始めるのか?)
(何を企んでいるのか?)
(今は温和な態度だが、いつ豹変するかも分からない。)
(私から何を聞き出したいのか?)
(また私をコントロールしたいのか。きっとそうだ。 まだ懲りていないのか?)
(よくもそんな良い親のフリができたものだ。)
(うるさい、うるさい、うるさい、お前に何がわかる!)
さまざまな反発の気持ちが湧いてきて、今すぐにでもその場を離れ自室にこもりたかったが、その話がどこへ向かうのか、親が何を考えているのか、正直きいてみたい気持ちもあって、最後まで席を立たなかった。
「話し合おう」と父は言ったけれど、それは話し合いではなかった。父は私の話が聞きたいのではない。私の話を聞いてあげるフリをして、自分の考えを押し付けたいだけだ。昔からそうなので、予想はついていた。
悪気はないのだろう。娘の今後が親として心配なのだ。それは分かる。
だけど、あの頃、私を人形みたいにコントロールしていたあの頃だって、悪気はなかったはずだ。
良い親として、娘想いの教育熱心な親として、接していただけなのだ。
そういえば夕方、私がネットをしているとき、父が後ろから覗きこんできた。「なに見てるの?」ときいてきた。
時々そういうことがあるので、ブログを更新するときなんかは特に、警戒する。
いつもすかさず「見ないで!どっか行って!」と追い返すのだが、また同じことをしてくる。
プライバシーを侵害されることへの嫌悪感と同時に、娘の秘密を把握しコントロールしたがっているのでは、という恐怖を感じてしまう。
きっと悪気はない。
娘のことを知っているのが、きちんと把握しているのが良い父親、そう思っているのだ。それが正しいと思っている。
父の話に出た、「脳の血液量を測ってみないか」という意味不明な提案。これもそこに繋がるような気がして、恐怖を感じてしまった。そんなところまで把握したいのか、という気味の悪さを感じてしまった。
たぶん私の被害妄想もあるけれど。
だけど、怖い。言いようのない不安。
これからどうなるんだろう。すごく憂鬱。
いぶかしく思いながら席に着くと、妙に深刻な顔をして、なかなか話を始めようとしないので、嫌な予感がした。
父は、とても遠まわしでまわりくどい言い方で、
「ツノモももう25で節目だし、今後についてきちんと話し合おう」
と切り出した。予感的中。
その後の父の話を覚えている限りで挙げると、
「ツノモはこの先のことを何か考えているのか」
「ツノモにはこうこうこういう職業が向いているんじゃないか」
「病院に行って、脳の血液量を測ってみないか」
「お父さんにもしんどい時期があった」
などといった内容。
とても慎重に言葉を選んでいるような話し方だった。腫れものに触るような、何かを恐れているような。
けれど、途中から話題がずれて、後半から父はそっちの話題に熱中していった。父の話ではよくあることだ。
途中から母も話に加わった。母はときどき口をはさむだけだったが、どれも的を得ておらずただ母が加わったことによる威圧感があるだけで、嫌だった。
私はその話を、体を横に向け新聞を読みながら、というより新聞を読むフリをしながら、無関心を装いつつ聞いていた。
緊張や不安や困惑、警戒心から、とても向き合って話をする気になどなれなかったのだ。
こちらの表情もできるだけ見られたくなかった。
新聞の同じ記事を何度も目で追いながら、半分真っ白な混乱した頭で聞いていた。
(数年間なにも言ってこなかったくせに、なんで今さらそんな話を始めるのか?)
(何を企んでいるのか?)
(今は温和な態度だが、いつ豹変するかも分からない。)
(私から何を聞き出したいのか?)
(また私をコントロールしたいのか。きっとそうだ。 まだ懲りていないのか?)
(よくもそんな良い親のフリができたものだ。)
(うるさい、うるさい、うるさい、お前に何がわかる!)
さまざまな反発の気持ちが湧いてきて、今すぐにでもその場を離れ自室にこもりたかったが、その話がどこへ向かうのか、親が何を考えているのか、正直きいてみたい気持ちもあって、最後まで席を立たなかった。
「話し合おう」と父は言ったけれど、それは話し合いではなかった。父は私の話が聞きたいのではない。私の話を聞いてあげるフリをして、自分の考えを押し付けたいだけだ。昔からそうなので、予想はついていた。
悪気はないのだろう。娘の今後が親として心配なのだ。それは分かる。
だけど、あの頃、私を人形みたいにコントロールしていたあの頃だって、悪気はなかったはずだ。
良い親として、娘想いの教育熱心な親として、接していただけなのだ。
そういえば夕方、私がネットをしているとき、父が後ろから覗きこんできた。「なに見てるの?」ときいてきた。
時々そういうことがあるので、ブログを更新するときなんかは特に、警戒する。
いつもすかさず「見ないで!どっか行って!」と追い返すのだが、また同じことをしてくる。
プライバシーを侵害されることへの嫌悪感と同時に、娘の秘密を把握しコントロールしたがっているのでは、という恐怖を感じてしまう。
きっと悪気はない。
娘のことを知っているのが、きちんと把握しているのが良い父親、そう思っているのだ。それが正しいと思っている。
父の話に出た、「脳の血液量を測ってみないか」という意味不明な提案。これもそこに繋がるような気がして、恐怖を感じてしまった。そんなところまで把握したいのか、という気味の悪さを感じてしまった。
たぶん私の被害妄想もあるけれど。
だけど、怖い。言いようのない不安。
これからどうなるんだろう。すごく憂鬱。
そっちの血液量のが心配だよ。
あああああ。。
まだ混乱気味。
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無題
こんにちは~。
記事に関係なくてすみません…。
ブログを止めてツイッターに移行しますので、
すみませんがリンクから外して頂けますか><
ブログを止めたと言っても、
これからも変わらず宜しくお願いします。
記事に関係なくてすみません…。
ブログを止めてツイッターに移行しますので、
すみませんがリンクから外して頂けますか><
ブログを止めたと言っても、
これからも変わらず宜しくお願いします。
Re:無題
こんにちは。
ブログ止めてしまうんですねぇ。
リンク、了解しましたー。
ブログ止めてしまうんですねぇ。
リンク、了解しましたー。
Re:無題
ツイッター、少し興味はあるのですが、
ブログでも大して書くことない状況なのでw、
今はあまり必要性を感じないんですよね。
ツイッター、楽しいですか?
どんなところが良いのでしょうか?
ブログでも大して書くことない状況なのでw、
今はあまり必要性を感じないんですよね。
ツイッター、楽しいですか?
どんなところが良いのでしょうか?
Re:無題
いきなり、なんの心の準備もないまま、仕掛けられてしまいました^^;
いつかはこういう話を切り出されるんじゃないか、と薄々思ってはいたんですけどねぇ。
いざされたら、狼狽しまくりでしたw
いつかはこういう話を切り出されるんじゃないか、と薄々思ってはいたんですけどねぇ。
いざされたら、狼狽しまくりでしたw
無題
こんにちは。
自分は10年以上ひきこもりが続いていますが
「脳の血液量」なんて言葉を聞いたことがありませんでした! Σ( ゚ Д ゚ ; )
「ひきこもり」と「脳の血液量」・・・・・・何か関係があるのかなぁ~? ( ´ ~ ` )
自分がもし「脳の血液量を測ってみないか」なんて言われたら
ビビッてパニくっちゃうと思います。
自分は10年以上ひきこもりが続いていますが
「脳の血液量」なんて言葉を聞いたことがありませんでした! Σ( ゚ Д ゚ ; )
「ひきこもり」と「脳の血液量」・・・・・・何か関係があるのかなぁ~? ( ´ ~ ` )
自分がもし「脳の血液量を測ってみないか」なんて言われたら
ビビッてパニくっちゃうと思います。
Re:無題
私も今回初めて知りました(笑)
調べてみるとどうやらこれは、「うつ病の人向きの検査入院プログラム」ということらしいです。
自分の場合、ときどき気分の落ち込みはあるものの、うつ病ではないと思うのですが(病院でも現在うつ病とは診断されてません)・・・
なので、うつ病治療の役には立っても、自分のこの「ひきこもり状態」にはどうなのか、甚だ疑問です。
ただ、調べたところでは、言葉の響きほど恐ろしい検査ではないみたいです(笑)
調べてみるとどうやらこれは、「うつ病の人向きの検査入院プログラム」ということらしいです。
自分の場合、ときどき気分の落ち込みはあるものの、うつ病ではないと思うのですが(病院でも現在うつ病とは診断されてません)・・・
なので、うつ病治療の役には立っても、自分のこの「ひきこもり状態」にはどうなのか、甚だ疑問です。
ただ、調べたところでは、言葉の響きほど恐ろしい検査ではないみたいです(笑)