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ひきこもりニートが創作活動・外出活動などをがんばって、現状脱却を目指します。
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旅行から帰ってくるなり母親が、


「人間の一生って、あっという間なんだよねぇ・・・」


などと妙な話を始めるので、イヤな予感がしたら、


「ツノモの一生だってあっという間なのよ、何かしないともったいないよ」

「もっと人生を楽しみなさいよ、なんで楽しいことに目を向けないの」

「ところで免許の更新には行ったの、まだ行ってないの、信じられない、期限すぎると大変なことになるよ、お母さんの知り合いがね・・・」

「あんなお金かけて取ったのに、よくそんな呑気にしてられるわね!」

「運転しなさいよ、何かあったらどうするの」

「人轢くのが怖いって、そんなマイナス思考でいたら、何もできないわよ」

「なんでそんなに悲観的なの、そんなんじゃ生きていけないよ」

「みんな大変なのよ、みんな同じだよ」

「人生を無駄にしてる」


・・・といつもの調子で矢継ぎ早に説教を始められて、さっそくゲンナリした。

母の言うことはいつも正論で、常識的だ。そしていつもポジティブ。
でもなんでだろう、母と話すといつも、生気を吸い取られるような、死にたいような気分になってくる。
正論で常識的でポジティブ故に、だからだろうか。
私のどうしようもないネガティブさ故か。

自分が何もかもを間違えている、究極のダメ人間のように思えてしまう。
いや実際そうなんだろうけど、実際そうでも、いつもはそんな自分でも存在することをなんとか自分自身に許せているのに、母と話すと、そうではいられなくなってくる。
母が言うには、母のいうような人間にならない限り、生きていくすべはないみたいだ。

そして母のいうことは、そのまま世間一般の正論であり、常識であり、ポジティブさのような気もする。

でも私はどうにも、母のいうような人間にはなれそうになくて、どうにもこうにも微塵もなれそうになくて、だからどうやっても世間一般の人間にはなれないのかもしれない。そう思ってしまう。

それで脱力してしまうんだろう。

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無題
こんにちは。
そんなマシンガンのようにたくさん言われると整理できませんよね^^;
正論や常識なんかは、時と場所によると思う…
のなめ 2010/04/23(Fri)12:22:22 編集
Re:無題
のなめさん、こんにちは。

そうですね、こういう一方的な会話で、言葉が本当に届いてくることってなかなかないものです。

正論や常識なんて、もう痛いほど分かってるんですよね。
分かってるけどどうしてもそういうふうにできないからこちらも困っているわけで、できれば自分としては、どうしたらそのように生きられるかの「方法」を教えて欲しいのだけど、というか何でそれが正論で常識なのかを教えて欲しいくらいなのだけど、その問いには答えてもらえない。
わからないからでしょうね。
【2010/04/23 17:11】
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