悪口を言ってやる

アドバイスなんてもううんざりだ。

私はあの人には、大切なことは何一つ明かしてなんかいない。うぬぼれるなと言いたい。
私のことをすこしも知らないで、そのことにも気付けないで、よく「何でも知ってる大人」なアドバイスができたものだ。

見下されてるのがよぉーく伝わってくる。見下してる人間にするものでしょ、アドバイスなんて。

「心を閉ざしちゃいけない」なんて言うけど、閉ざしてるのがどっちかは怪しいところだね。
きこうとしないのはどっちさ？
少なくとも私はいつも、あの人より無口な分だけ、あの人よりもきくことには勤勉だと思うよ。

温厚に笑って聞いてやってるのも今だけだぞ！みくびるなよ！
そのうち飼い犬に手を噛まれるような酷い目にあうんだからな！
飼い犬に手を噛まれたことはあるか？私はけっこうある！





これは鱗雲？
さいきん「ブルーベリー玄米黒酢」を牛乳で薄めたものをよく飲んでるんだけど、
それを飲んだ後のコップに付着した、分離した牛乳によく似ている雲だなと思った。
分離雲！

８月雑感

昨夜は１０時間は寝たのに、もう眠い。

家に悪霊がとり憑いて、家族みんなが支配されてしまい、私だけがそれに気付いていてひたすら念仏を唱え続ける、という夢を見た。
それからよく覚えてないけど、かなりエロい夢も見た気がする。
エロい夢ってなぜかいつも忘れてしまう。見たってことだけは覚えてるんだけど。
なんでだろう。もったいない。

◇

犬の口とか尻とかあちこちに炎症がおきていて、８月は動物病院ばかり行ってた。
免疫力が低下しているらしい。
こういうときに心臓の病状がガクンと悪化してポックリ逝くこともあるんだと、先生は言っていた。

正直にいうと「ポックリ逝く」の部分は言ってなかったけど、でもガクンと悪化のそのすぐ先には、やっぱり死があるんだろう。ああ、嫌だな、じっさい言葉にすると。

だけどぜんぜん、実感ないんだよな。
今だって炎症はあるものの、元気に見える。散歩だってばりばり行きたがるし、食欲旺盛だし。

あーーでも、思い返してみれば、動きは以前よりずいぶん鈍く、弱々しくはなった。
以前は散歩に行けば、リードをぐんぐん気のふれたように引っ張って、ほんと馬鹿だなこの犬って思ったものだけど（というかそれは躾がなってなかったせいもあるんだけど）、今はもう立場が逆転してしまって、ヨタヨタ歩く犬の歩調にこっちが合わせている。

いつも一緒にいるから気付きにくいだけで、やっぱり確実にはっきりと衰えてきているのだ。

今までこの現実から目をそらしてきたけど、実際、あと一年もつかどうかも怪しいところなのかもしれない。
半年もつかも怪しい、そんな可能性すら否定はできないのかもしれないけど、嫌だ、やめてくれ、そんなの考えたくもない。
心の準備をしないといけない。何かしないといけない。


８月はその他にも、父に私が長い月日かけて集めたブックマークのデータを消されてしまったり、ここに書いてないことでも色々あって、一万円ゲットできたこと以外は全くろくなことのない月だった。
こんな月はさっさと過ぎ去ってしまえばいいと思うよ。せいせいするよ。早くどっかいけよ！

あ、っていうかもう過ぎ去ってたよ。９月になっちゃってたよ。
なんだよ、拍子抜けだよ。

お祭りがあるなんて誰も教えてくれなかった

夜、浴衣姿の人をちらほら見かけた。近くで祭りがあったらしい。
みんな誰かと連れ立って、ばかみたいにはしゃいでいた。

草むらにいつまでも顔を突っ込んでスンスンやってる飼い犬に苛立って、リードを強引にひっぱっていつもより早足で歩いた。
人の笑い声から逃れるように進むうち、ふだんは通らないような真っ暗な道に出ていた。

少しほっとして歩調を緩め、犬の草むら探索に付き合ってると、前方から一人の女性が歩いてくるのが見えた。
闇に白い服が浮かび上がって、ゆらゆらと独特の歩き方で近づいてくるその姿は、一瞬、この世の人のものではないかのように思われて、心臓がきゅうとなった。

実際すれ違いざまによく見てみたら、浴衣姿のふつうの女の人だった。
シンプルで古風な浴衣がよく似合っていて、これぞ大人の浴衣姿という感じで、粋だなーと思った。

もっとも、彼女の隣に彼氏かなんかがいて、ばかみたいにイチャついてたりでもしたら、そんな感想は微塵も抱かなかっただろうがね！



脈絡なくおじさん



そういえばここ数日、すごい勢いで更新している。
ネット依存なの？
そう続かないとは思うけど。

行ってきた

想像してたより、窓口の人の物腰は柔らかくて、安心した。
書類にいろいろ記入する際、書けない漢字があって恥ずかしかった。笑って誤魔化した。
あっさり終わった。

炎天下、排気ガスくさい道を４０分以上歩き続けて、疲れた。

でも帰り、涼しげな公園を見つけて立ち寄る。






池があって、カメがいた。水鳥も。
水辺はなんかちょっと生臭かった。

帰りの電車をおもいきり乗り間違えて、遠く見知らぬ土地まで運ばれてしまった。

でも、一万円ゲットの喜びは、そんなげんなりも補って余りある。

警察へ

きょう警察に行かなきゃならない。

親の紛失していた携帯電話が見つかったため、署まで取りに来いとの連絡が入ったのだ。
平日しか受け付けてないから、ヒマ人の私にその役目が押し付けられた。

警察なんてごめんだ。断固拒否する。と思ったけど、お駄賃に一万円もくれると言うので、しぶしぶ承諾した。
このところ金欠すぎて鬱々としていた私に、一万円の誘惑は絶大だった。

しかしもう今から心臓がひくひくいってる。

大丈夫大丈夫、いつものお薬のんどけば。
だけどあれ、ヘロヘロになっちゃうんだよな。足がふらついたり、妙に愉快な気分になって何でもないことで笑いが込み上げてきたりさ、ちょっとおかしい人になってしまう。

ヤク中と誤解されたらどうしよう。逮捕されたらどうしよう。
ニート罪で逮捕されたらどうしよう。

大丈夫だよね。

猫

このまえ電車で出かけたときに見かけた猫。

虫を追いかけてたのか何なのか、公共ゴミ箱の下に前足を突っ込んで
なにやらゴソゴソとやっていた。





その動きが面白くて、もっと見ていたかったのだけど、
突然どっかのガキンチョがどすどす近付いてきたと思ったら、
「ネコたーーん！！」とか叫び出すものだから、
猫は驚いてたちまちどこかへ逃げ去ってしまった。




ガキンチョに怯える猫

人と話す

先週から今週にかけて、すごい勢いでひきこもり施設に通い詰めていた。
プログラムの予約を入れ過ぎたみたいだ。

６月から、面談のほかにプログラムにも徐々に参加するようになって、他の利用者と顔を合わせる機会ができた。

最初は緊張して、ずっと俯いて誰とも目も合わさず、用が済んだら逃げるように帰っていたのだが、少しずつ慣れてくるにつれ、挨拶したり、何かきっかけさえあれば自ら話しかけたりもできるようになってきた。
知り合いも数人できて、プログラムの前や後に雑談したりする機会も増えた。


それで気付いたんだけど、私ってべつに、人と話すのが嫌いなわけじゃなかったみたいだ。
むしろ好きなのかもしれない、とさえ思えてきた。

ここ数年、自分と話してくれる人間といったら、家族、カウンセラー、病院の先生ぐらいのものだった。
カウンセラーや先生なんて、向こうにしてみたらただ仕事で事務的に相手をしているだけだ。

対等で、互いに親交を深めることだけが目的の会話とは、久しく縁がなかった。

だから、大したことでなくても、あんまし中身がなくても、いやだからこそなのか、そういう会話ができるということが、なんか嬉しいみたいで、連日なんとなく神経が昂っていて、どこか混乱もしていて、疲れた。


一方でその疲労感から、外界をシャットアウトしてしばらく閉じこもりたい欲求も出てきていて、さすがの引きこもり体質だなぁと我ながら感心してしまう。

自分の世界を乱されることが苦手みたい。流されやすいフワフワ人間だからなおさら。